映画を観てない方は読まないことをオススメします。

⬇️

⬇️

⬇️

⬇️

⬇️

⬇️

⬇️

⬇️

今回の劇場版は、原作よりの、

ドンピシャのラブコメで、

久々に爆発にごまかされないミステリーがありました。

劇場版の特報の時には「忍れど…ちゅうわけか」と詠んでいたのは平次だったよね。

これって、平次もかるた得意という伏線だったわけなのね。

そして、これって、平次も同じ歌が好きなのかな、

なんて今回、思いました。同じこと思ってるのかなぁ、なんて。

なんというか、平次は和葉の気持ちに気づいているのに気づかないふりをしているのか、
それとも本当に鈍感男なのかって思ってたけど、

今回の映画で、「言わんでもわかるやろ…そりゃ、言うに越したことはないけどな。

それが「しのぶれど」っちゅうわけや。」って言っている、と勝手に脳内で解決させました。インタビューや今日の舞台挨拶でりょうさんが「あんなんI love youって言っていると同じことやろ」って言い放っていましたし。

そうそう、数え間違っていなければ、

映画の中で平次が和葉という名前を口にしたのは25回。

うち３回は会話の中で名前を出しただけ。

一方和葉が平次！と口にしたのは全部で37回。

うち6回は名前を出しただけ。

しのぶれど、の思いが強いのは和葉ってことなのかな。

っていうか、忍んでねぇ！と思うのは私だけ？

はてさて、謎をここで一つ。

日売テレビのかるた特集番組、

競技かるたのデモをするのは「矢島くんと紅葉君」って阿知波会長が言ってたけど、

となると、未来子は単に練習相手として呼ばれたってこと？

未来子の付き添いが和葉と平次、で、インタビューの相手のおっちゃんの

付き添いがコナン御一行ってことなのよね。

インタビューの相手を選んだのはきっとTV局に企画を持ち込んだ矢島だよね。

このキャスティングには名頃の一件を明らかにしたい、そのために探偵とも繋がりたいっていう意図があったのかな、なんて思ったり。

スタジオで待機している時、皐月会のカルタが運ばれてきて、そこで未来子の口から、１年前の決勝戦の後、かるたの盗難騒ぎがあったって話していて、結局この騒ぎの真相は映画の中では特には説明がないよね。これがちょっと気になってまして。で、何回か観て、推理したんだけど。

名頃と皐月さんの試合（と殺人事件）は５年前。

矢島さんは５年前に急にかるたに染みが現れたことを、

試合のDVDを繰り返し見ているうちに気づいたんじゃないかな。

矢島が殺された時見ていたDVDは皐月杯の15回〜20回。

おそらくこのDVDの他にも10回〜14回とかのDVDもあるんだよね。

そのDVDには染みがないのに、15回の大会からはいきなり現れた。

そして1年前の20回目の大会の決勝で、偶然紅葉のとった札の重ねが、

５年前、名頃が前哨戦をした時の重ねと同じになって、おそらくそれを試合の最中に気づいたんだと思う。

だから「みんなあんさんのおかげや、大岡紅葉」っていう台詞になる。

その瞬間には名頃とは結びつかなかったとは思うけど、何だろう？と思って確かめようと、そのかるたを持ち帰って調べようとしたんじゃないかな？

それが盗難騒ぎになってしまったのではないだろうか。

もちろんその時にはちゃんと調べられなかったけど、何かある、と思った矢島は、

かるたを保管していた阿知波が染みについて何も言わないことを不審に思っただろうし、だから阿知波の手元から離して保管することを提案したんじゃないかな。

（厳重に保管したほうがいいと言ったのは矢島さんだった、と話に出てきていたし）

前回の大会から今年の決勝までの間に、矢島はいろいろ調べたんだと思う。その動きを見て、阿知波も、もう真相がバレるのは時間の問題、と思ったんじゃないかな。

関根が矢島の動きに気づくぐらいだから、疚しいことがある阿知波にはバレバレだったかと。

殺される直前、矢島は「なんや早いな」って誰かを想定した言葉を口にしているけど、これって誰だったんだろう？関根？

阿知波会長ではないよね。

関根だとすると、矢島は関根に真相を話すつもりだったのかな？

病院で意識を取り戻した関根は、遺体を発見したのは彼も矢島をさぐっていたから、というような話をしていたと思うけど。

私、父が45年くらい前に買った百人一首を今でも大切にしているけど、

20年の歴史のある百人一首ってそんなに貴重なのかな？

なんて、思ったり…笑

ネタバレ記事、また書きます。

2017.05